脚本初心者Reonaのアイデア箱

何かアイデアがあったときここに書きなぐりたいと思います。

とりあえず何も考えず脚本をかいてみた

とりあえず練習として短編を書きました。

テーマもオチも作らないとどうなるんだろうと思い書いてみると、それらが大事なことがわかりました。

けどテーマ、オチを考えつつ物語を考えるのは難しいですね。

 

後セリフ選びが難しい。

 

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登場人物

ゆん(19)売れ始めたアイドル

マネージャー(34)ゆんのマネージャー。ゆんに下心を抱いている

ぺト(25)フリーター。就職を夢みる

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○カフェ・内(昼)

   ゆん(19)、窓側のテーブルに座りコーヒーをのむ。同じテーブルに座るマネージャー(34)。

ゆん「ねぇ、私の将来ってどうなるのかしら」

   マネージャー、コーヒーをすすったあと

マネージャー「将来って?」

ゆん「これから先のことよ。確かに私はあなたや他の方々が頑張ってくれたおかげでようやく売れ始めることができたわ。でもいつかはみんな飽きるでしょ?その時私はどうしたらいいのかしら」

マネージャー「いつかは飽きられるって?ゆん、よしてくれよ。ゆんは世界一のアイドルだから飽きられることなんて絶対にないよ。だから今はそんなこと考えなくてもいいんじゃないか。それにね」

   マネージャー、ゆんのコーヒーを持つ手を両手で握り身を乗り出す。

マネージャー「大人になってアイドルじゃなくなっても今度は歌手として僕が成功させてみせるよ」

   ゆん、苦笑いをして握られた手を振り解くようにコーヒーを飲む

ゆん「そういう意味じゃないんだけどな」

マネージャー「それならどういうこと」

ゆん「うーん」

   ペト(25)、店員としてチーズケーキをゆんへ運ぶ

ペト「失礼します。チーズケーキとコーヒーゼリーをお持ちしました」

   ゆん、テーブルの手元を軽く片す。

ゆん「ここに置いておいて」

ペト「かしこまりました」

   ぺト、チーズケーキとコーヒーゼリーをテーブルの上へ置き始める。

   ゆん、ペトの顔を眺める。

   ペト、みられてることに気づき緊張した顔。

   ゆん、口を開きペトに尋ねる

ゆん「ねぇ」

   ペト、裏声で

ペト「はい?」

ゆん「あなたは将来何になりたいの」

ペト「将来、、ですか?」

   マネージャー、ゆんをとめる

マネージャー「ちょっと、、すいませんねぇ店員さん。無視して構いませんので」

ペト「そうですねぇ。僕は、できるなら早くどこかに就職して自立したいです」

ゆん「じゃあ、子供の時の夢は?お花屋さんとかのやつ」

   ペト「お、お花屋さん?子供の時の夢?うーん、友達100人とか??」

   ゆん、笑い

ゆん「あなたって変な人」

   ペト、ムッとし

ペト「お客様が無理やり考えさせるから」

ゆん「あははは。ごめんなさいね」

   マネージャー、コーヒーを急いで飲み干し

マネージャー「すいません。おかわりをもう一杯をもらえますかね」

ペト「あ、はい!」

ゆん「あなた名前は?」

ペト「えっと僕は」

   マネージャー、いらだって

マネージャー「コーヒーのおかわり頼んだよね?」

   ペト、急いで頭を下げる

ペト「大変申し訳ございません。すぐに用意させていただきます。」

マネージャー「それとここの店長呼んでもらえる?」

ペト「はいすぐに!」

   ペト、急いで厨房へ戻っていく

   ゆん、怒った様子で

ゆん「ちょっと!どうして追い返すのよ!」

   マネージャー、声を抑えるように指示した後静かに話す。

マネージャー「ゆん。君は今話題になりつつある人なんだぞ。そんな中あんな男と変な関係持って噂が立ったらどうする?」

   ゆん、あきれる。

ゆん「(声を落として)なにそれ?!関係なんて持つわけないじゃない!それにあなたさっき私の手を握ってきたでしょ?」

   マネージャー、あわてて

マネージャー「あ、あれは僕の決意だよ!僕は本当に君を大スターにしたいんだ」

ゆん「大スター、、、」

   店長、やってくる

店長「どうかされましたか?」

マネージャー「いやね、さっき君の所のスタッフがね、この子を色目使ってみてきたんだよ。オタクの教育どうなってるんですかね。そもそも、、、」

   ゆん、物思いにふけり周りが聞こえなくなっていく。

ゆん「(つぶやくように)大スター、、なりたいのかな」

 

おわり